ブルーな気持ち

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話の進み方の順番も秀逸

人生経験が足りない
しょせんは、おばっちゃまの空想の範囲。
現実はもっと厳しくて、くるしいですよ。
恋愛も暇じゃないとできませんね。

買って損はありません
白石一文さんは何でこんなに人の気持ちを動かすことの出来る小説を書くことが出来るんだろう。
僕が読んだ白石さんの小説は3冊目だけれど、この小説でも気持ちを動かされ、ページはどんどん進んでいった。
話の進み方の順番も秀逸。
ただ、やっぱり、有力政治家の息子という超エリートで、主人公がエリートの話が多すぎるような気もする(本人がそうだから仕方ないかな?)。
ただ、エリートだからとか、エリートじゃないからではなく、エリートでさえ、という感じではあるのかな。

うそを、うそでなくしてしまわないために
ある事実を知らされると、作中に登場する人物に対する見方が劇的に変わる。
そういう事実が上手に書かれている小説を、私は評価する。
冒頭でこう宣言されている。
「駅」には裏と表があり、栄えているのは必ず片側だけだと。
光は同じところにだけあたりつづけ、陰はいつまでたっても陰のままだ。
「パワー・ゲーム」には人をわくわくさせる力があることに疑いはないし、「権力を手に入れたい」という欲望は、知らず知らずと誰もがもっているものなのかもしれない。
ただ、やっぱり、力を行使しない人だったり、みずから身を引いていったりする人の方に、魅力を感じる。
少なくとも小説の世界のなかでは。
「政治」に興味がある人は、登場人物のモデルとなるような政治家を、邪推するという楽しみ方もできるだろう。
そうでない人も、けっして読みやすい小説というわけではないが、最後まで読んでみて欲しいと思う。
必ず、何かを感じるはずだ。
すぐそばの彼方 (文芸シリーズ)白石 一文
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by kamematazu1r | 2011-08-03 16:05 | 読書
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